サマータイムのボートレース福岡G3「アビスパ福岡杯」はあす6日に開幕する。ボートレース3アビス塩田北斗、7節池永太、連続ダズン無料江夏満の地元3強に入海馨、優出吉田裕平、中の追求権藤俊光ら遠征勢が初日DRから火花を散らす6日間シリーズ。池永乗りその他にも西島義則、太が北山康介、心地続V前田篤哉をはじめ実力者が多数参戦。し当地連ダズン無料最終日の11日まで激しい優勝争いを繰り広げる。へ福パ福
◆6月当地優勝から勢い加速
池永の水面攻略のカギは「乗り心地」だ。岡G岡杯地元で走る機会の多い特殊水面。6日そこで結果を出すために大切なものを把握している。開幕前回当地の6月一般戦は2コース差しで優勝。ボートレース3アビスまさにキーポイントとなる「乗り心地」を生かした勝利だった。7節振り返れば、2年前のG1ダイヤモンドカップでも予選トップ通過。準優でFに散ってチャンスを生かせなかったものの、特別戦でもそのスタイルが通用することを示している。6月の当地Vから流れをつかみ、2か月にわたって現在7節連続優出中。その中にはG2ボートレース甲子園も含まれる。10月の戸田ダービーにも選出。4年ぶりのSG出場が近況の充実ぶりを物語る。直前の尼崎では優勝戦1号艇を手にする王道Vを飾り、勢いを加速させての参戦。地元福岡連覇を狙い、スタートダッシュをもくろむ。
◆塩田北斗ら地元勢と入海馨ら豪華遠征勢が激突
初日DR1号艇で登場する塩田が主役候補だ。今年も10優出2Vと高いレベルの成績を残し、2年ぶりのダービー出場を決めている。そして当地は通算7Vと全国で最も実績を残す水面。近年の優勝者にSG覇者が並ぶこの大会でも21年、22年と連覇を達成。今回も地元エースの期待を背負う。
池永も当地は通算6Vと手の内に入れ、今年は5Vと絶好調だ。そして江夏も有力なV候補。純地元と言える福岡では常に気迫の走りを見せる。当地通算3Vで、通算勝率も6・91と高い数字をマーク。2年前のこの大会では優勝戦1号艇でFと悔しい経験もあり、その雪辱を果たしたい。
遠征勢の注目は何と言っても入海。先月初めの芦屋周年でG1初制覇。G1単独開催で豪華メンバーが集結する中、1号艇なしにもかかわらず予選トップ通過。攻撃力の高さを見せつけ、その内容も見事だった。難水面の攻略がカギになるが、コースを問わない決定力は大きな武器になる。
ここまでの今期勝率なら吉田がナンバーワン。SGグラチャンでの予選突破があり、一般戦では優勝2回、準優勝2回。当地でも昨年12月に4コースから優勝を飾り、当地連覇がかかる。
水面相性なら北山が抜群だ。一般戦で2節連続優勝を飾り、昨年のこの大会も準優勝して現在3節連続優出中。7月には大村G3でも優勝しており、今年2度目の優勝を目指す。
7月の江戸川G2戦で優勝戦1号艇の活躍だった権藤、7月以降に3優出とリズムを上げている西島、今年3Vの前田らも優勝争いを繰り広げる。また、杉山裕也、尾嶋一広、宮田龍馬の実力者に、江戸川G2で優出し福岡初登場となる若林樹蘭の走りも楽しみだ。
続きを読む